2015-02-27から1日間の記事一覧
A.その通りで、表現力がのる、伝わる、説得できるように声が使いやすくなっているときは、すでに少し疲れているものです。 声は、ベストの状況の方がコントロールしにくいと思います。それで、皆がんばりすぎたり、やりすぎてしまうのです。普段から発声教…
A.相手の状況によって答えも違ってきます。アスリートに対して、私はそれ以上の筋トレは求めません。あまりに固くしたり、副作用が出るときは、中断させます。現場では、歌手も役者も、いろんな姿勢でも声を使うことも考えられます。体が支えられなければ…
A.1、歌いすぎ、しゃべりすぎ、大声、高い声、どなり声、鳴き声、シャウト、長く使いすぎ。 2、空気の乾燥のしすぎ、汚染、花粉症など。 3、寝不足、過労。 4、あがり、緊張。 5、病気 などが考えられます。
A.そのように、筋肉を、個々に捉えて使うのは、原因と結果を取り違えた、極めてよくない考え方です。発声は筋肉の働きによるのですが、多数の筋肉の総合的な連動で動いています。それは、イメージによって正しい結果を起こした時に、感覚として覚えていく…
A.これは、pelvic diaphragmといって、もう一つの横隔膜です。二つの横隔膜は腰筋で連動します。胸部の肋間筋なども連動しています。柔らかい状態にしなくては、全身で呼吸することはできません。腹式呼吸と言いつつも結局は全身呼吸のことなのです。
A.足の裏には三点の支えがあります。足の五本指、土踏まず(親指側)その反対(小指側)と三つのアーチです。それぞれが共に働いて支えています。ですから、動いてもうまくショックを吸収できるのです。
A.直接な影響はないとはいえ、姿勢の保持にとって決してよいとはいえません。整体などでチェックして直しましょう。踝骨(しょうこつ、かかと)と距骨(きょこつ、足先と脚部を結ぶ)、脛骨(すね)が一直線になるのがよいと言われています。
A.胸を張ったり、ハイヒールをはくと前傾します。お腹が出るのもそのせいです。声楽では、それを勧めるトレーナーもいます。それは後傾で猫背になるのを直すためです。水平になるようにしましょう。呼吸や大腰筋にも影響します。
A.歌おうとするのは戦いに臨むようなもので、緊張を強いられます。交感神経優位になるのです。呼吸は、ぐっすり眠るときに深くなります。そのときは、副交感神経が活性化して筋肉がゆるんでいます。ですから、歌うときには、できるだけ眠るように穏やかに…
A.胸の脇にある筋肉が固く緊張している人が多く、私は肩と首の筋肉とともにほぐさせています。小胸筋といいますが、これが縮んでいると肩が前に引っ張られ、肩身が狭いという状態、つまり、猫背になるのです。呼吸にもよくありません。