発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-05-05から1日間の記事一覧

Q.眠くなると、声は鼻にかかるのですか。☆

A.口内の動きが悪いと鼻に抜けやすくなります。子守唄に、ねんねんころりよ、イタリアではニンナ ナンナ(眠ろ、眠れ)などというのが、子守唄です。ナ行が共に使われていますね。猫(寝子)の「ニャー」も眠りと関係ありますし。(♯)

Q.こぶしが苦手です。☆

A.江差追分をお勧めします。高度なところではイランの民族音楽、それ以外は、メリスマで調べてみるとよいでしょう。ハイレベルのもので耳を鍛えてください。(♯)

Q.声明の声に感動しました。☆

A.声を引いて(長く伸ばして)息の強弱で高低をつける独特の節回しは、ことばのフレーズから音楽になるプロセスのようで、原初的なイメージがあります。母音を引き、ゆる(揺らす)で動かす様は、ことばに技法の記号を加えた楽譜(博士譜)にみられます。…

Q.コロラトォーラの歌い方を知りたいです。☆

A.モーツァルトの魔笛の、夜の女王のアリアを聞いてください。コロラトォーラは、ラテン語の「色彩をつける」からきています。声が彩やかにまわるのです。あとはレッスンに。(♯)

Q.言霊、忌みことばは、日本語特有のものですか。

A.ことばに出すと実現するから、悪いことばを口に出さないのは世界でもよくみられます。咳やくしゃみも、あくびなどの生理現象ですが、よく魂と関係づけられます。それと通じます。(♯)