2017-05-09から1日間の記事一覧
A.大きな声が第一条件として必要だった、かつての役者や歌手などに、音響技術は別の可能性を与えてくれました。つまり、大きな声が出なくてもよい。トレーニングで大きな声にしなくても、よいということです。声は届かないと、伝えられませんから、どんな…
A.大きな声というのは、誤解されやすい表現です。必ずしも大きな声が遠くまで聞こえるわけではないからです。ですから、私は、通る声を目的にしています。つまり、ヴォイストレーニングを通じて、得るものは「通る声」であるということです。どんなに弱く…
A.大きく声が出るのは、楽器としての物理的特性からみると、出ないよりもずっとよいこと、恵まれていることです。これもトレーニングの目的として目指す結果の一つになります。どんなによい歌も、せりふも、目をつぶって心にひびいてくるなら、それは胸に…