発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2018-02-05から1日間の記事一覧

Q.語感を活かしたトレーニングはありますか。

A.k、tは堅さ、sは摩擦感、rは滑らかさ、h、pは抵抗感のなさ、mは柔らかさを示します。 この特徴をそのまま、トレーニングに使ってみることもできます。 ・堅いがっしりした声にするには「カケキコク」「タテツトツ」 ・息もれ音やマイクノイズを防ぐには…

Q.カ行はかっこいい感じがするのですが、なぜですか。

A.語感ということで音とその伝わる感じは研究されています。詳しくは、語感に関する本を読んでください。 たとえば、 K-硬さ、強さ、スピード感、ドライ感 C-車 カローラ、クラウン N、M-女性誌 ノンノ、アンアン、モア G-怪獣の名 ゴジラ、ガメラ、キ…

Q.初めてことばを高低アクセントでメロディにのせたのは、誰ですか。

A.作曲家の本居長世氏は、大正十年頃、歌詞のアクセント問題に取り組んでいました。山田耕作氏よりも早く、決まりきったアクセントでなくことばの調子によっても変わることなどに対応させていました。 日常会話では、語尾がだらだら下がるから、メロディは…