発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2021-10-04から1日間の記事一覧

Q.声も楽器としての個人差がありませんか。

A.もって生まれた声帯、発声のもっとも基本となる声を出すところで、すでに個人差があります。 男性が女性より高い声を出そうとすると、ずいぶんムリしなくてはなりません。歌では声帯を緊張させて短くしたり、固くしたり、あるいは一部だけ使って、高い声…

Q.日常の声を使うにもトレーニングで鍛えるのですか。

A.日常の声では、そんなことをする必要はありません。自分の一番出しやすい声を使うのがベースです。それが多くの人にとって、その人に合った声である可能性が高いのです。しかし、それをよくわかっていない人が多いので調整することもあります。

Q.自分にあるいい声を使っていないと思います。

A.声の使い方によって変わるのは、声の高さだけではありません。強さ(大きさ)、ハスキーさ、太さなどもあります。元々の声は低いのに、高く使いすぎたり、高い声なのに低く使おうとする人もいます。