発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2022-07-06から1日間の記事一覧

Q.今、使われている日本語のデータベースは、どんなものがありますか。

A. 国立国語研究所に、「現代日本語書き言葉均衡コーパス」といって、1970年代から2005年までのあらゆる種類の書き言葉の1億語をデータとして検索できるシステムがあります。

Q. 名前と発音との結びついている例を教えてください。

A.濁音などのように、閉鎖音、摩擦音を有声化して発音しようとしたときに、強い力が必要なので、重いもののような意味が結びつくわけです。b、d、g、z行のことです。 怪獣の名前はガ行が多いというような著書もありましたね。

Q.名前をつけるときに、発声発音と関係することがあるのですか。

A.関係することが多いと思います。語感のことを音象徴ということがあります。発音の原理から見て、語の意味と関係しているということです。 英語などを覚えるときに、その語源から、意味を推測するような学習法がありますね。 それはラテン語やギリシャ語…