発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2023-08-26から1日間の記事一覧

Q.私は身体が小さくて、肺活量もあまりありませんが、増やせますか。声や歌に肺活量は、関係あるのでしょうか。

A. 肺活量には個人差がありますが、決定的な要因ではないので、気にする必要はありません。肺活量が大きいにこしたことはありませんが、ないよりはあった方がよいといえるくらいです。肺活量が大きい方が有利な点はあっても、そうでないのに活躍しているヴ…

Q.裏声の方から、発声を学ぶのは有効でしょうか。

A. 高いところから低いところに持ってくるような方法で、発声や共鳴を覚えることは、とても多いと思います。最近、流行の方法でもあり、まだ喉が弱い10代の人には、勧めやすい方法です。合唱やハモネプでもそのようにしているところが多いと思われます。

Q.裏声は高いところでしか使えないのですか。

A. 裏声については、地声では出せないところの高い声に使うことが多いのですが、必ずしも高いところだけではありません。地声と切り替えることで、もっと低いところでも出せないわけではありません。あくびの「ああー」などというのも、裏声が多いのです。

Q.クラシックっぽい発声をまねるのは勉強になりますか。☆

A. クラッシックをまねるときに、口の奥を広げているのを、こもっているようにしたり、上から下に押し下げて音を出すような形にすると、オペラっぽい発声となります。掘った声という人もいます。しかし、似て非なるものです。普通の人から見ると、そういっ…