発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2023-12-04から1日間の記事一覧

Q. 昔はポップス、今はジャズ、タンゴを歌っているが、裏声で迫力がなくなる。

A. ジャズやタンゴだから、裏声を使わなくてはならないことではありません。強い裏声というのもありますし、練習できます。できれば、地声で通したほうがスムーズでしょう。若干、高くても裏声に頼るとかえって難しくなります。

Q.喉を開けるとは、どういうことですか。

A. 喉を開けるというのは、イメージの言葉です。口を大きく開けるということとは違います。合唱の場合は共鳴が重視されるので、特に口の奥を大きくあけ、軟口蓋をあげて喉頭を下げて、共鳴空間を大きくすることが求められることが多いです。

Q. 男性合唱団に入ったものの喉を閉めてしまうようで、喉をあけて歌いたい。

A. 歌の中ではなかなか、発声に関する注意が行き届きませんので、別に発声の練習をしてみてください。あなたが理想とするように、喉を開けて歌うことに集中してみることです。