A.朝起きたときにすぐにでも声が出るような体の状態にもっていけること。体がおきる時間のロスを減らす、なくすことです。よい状態でトレーニングできれば、マイナスのトレーニングをしなくてもすみます。どれだけ理想的に声が出せる状態を常にキープできるかということです。カゼをひいているのに無理に声を出す必要などありません。ですから、逆にマイナスのことをしないと考えてもらえばよいと思います。
お酒を飲んで声帯がはれているとき歌うなどしないことです。そんなことをするなら、寝てた方がずっとましです。寝て、体調を整えて、体力トレーニングでもし、声を出さず息を吐いて息を深くしていることです。息のトレーニングを重視している理由は、最初、声が出ないうちは息の方が体に結びつきやすく、感覚がつかみやすいからです。