少なくとも日本の歌い手を目指していたら、日本の歌い手にもなかなかなれない。世界を目指していたら、日本くらいでは通用するようになるくらいの必要性が与えられると思ってください。そこが一番ヴォーカルや歌の場合、大切だと思うのです。身近なところに手本をとってしまうと、J-POPSもそうですけれど、同じように歌えているとか、俺のほうがうまいのではないかとなり、そうすると課題が見えません。
トレーニングはギャップを埋めにくるように思われているのですが、まず、ギャップをつくる。自分がうまいと思っていたら、学びには行かないでしょう。どこかでこれじゃダメだと思っているというのが、より高い目標があるということです。