A.最初はいろんなことが漠然と感じられ、どうしてよいかわからない状態から始まります。そこから少しずつ声に敏感になっていくような生活をしていくうちに、さらにさまざまなことが感じられ、少しずつ基準の存在が感じられてくるものです。それに伴って、声の判断力もできてきます。自分でよいと思う声が出たら、次はその声をいつでも取り出せるようにしていくことです。
例えば「ハイ」のトレーニングは、これだと思う声を、100回とも狂わないというところまで詰めていきましょう。体ができてくるまでは、どうやっても完全に声をコントロールできるものではありません。常に集中しながら取り組んでみてください。