A.日本のテノール歌手でヨーロッパやアメリカで活躍された市原多朗さんという方がいらっしゃいます。イタリア人以上に美しいレガート唱法、正確なディクションで世界に認められた日本人声楽家のお一人です。市原さんは、とにかくマメにメモを取られる方で有名だったようです。一回一回の練習、本番、ダメだしを細かくメモされることをデビューから30年ほどたった未だ続けているそうです。それが市原さんの素晴らしい歌唱の秘訣の一つになっていることは想像できます。自分の声の状態を毎日記録することは、やってみる価値が大いにあります。(♭∀)