発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1354.どんなときでも、支えは抜かないのですか。

A.たとえば、ピアノで支えを抜いてしまうと、つづくフレーズでフォルテがある場合にクレッシェンドができません。声も息漏れ声なので、声帯をピンと張る状態を作るのに難しくなります。できるだけ小さい音の時も、というか小さい音ほど体の支えをしっかりしてください。すると小さい声での表現も幅が出てきて安定します。バリエーションも豊かになります。高音域などは、支えがないと絶対に不可能です。(♭∀)