A.自分を深めていかないと、自分のものがちゃんとできていかないということです。周りの人がどういおうと、仮に正しい間違いがあるとしたらそういうところにあります。よりよくすることができるのにしていない。そこに気づかず、別のことを優先している場合には、仕方がないこともあります。一つのことだけみていてはいけません。
いろんなものをみて、その何が心に働きかけてくるのかを知っていきましょう。こうだったらもっといいはずだ、これではおかしいということは判断しましょう。自分の作品を作るときの一番の基本になります。多くの人は、舞台全体で見ていますが、私はレッスンでは主として、音声だけで見ています。そこで違いがあってこそ、音声でのごまかしや限界を破っていけるのです。