A.メンタルトレーニングを含めて、フィジカル、つまり体のことをやってみることです。ステップアップには、ピークパフォーマンスが必要です。スポーツ選手でいうと、ゾーンにという状況を起こすわけです。無心な状態で相手に勝つ、日本人はそこが苦手です。自分自身をどうもつかとは、セルフイメージづくりのことです。
この分野はアーティストにとっても大きな問題になります。実際、ステージに上がったりコンクールを受けてみたら力を出せなかったという人も多いのです。何人かの先生をつけるといいと思います。比較することで、さらにいろんなものが見えてくると思います。
4年たって3秒間、どこかのフレーズ一声でもいいです。1秒で違いが出せるということ、それを支えられる体が感覚が養われていくということです。音声の世界で体からいうと、一声での勝負の部分があり、あとはその組み合わせということです。
それ以上のことは音響でやったり、その応用部分でリヴァーブをつけて出せばいいのです。ここでやるのはそのベースの部分です。