発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1992.声のことは近所の耳鼻咽喉科でもよいのか。

A.普通、耳鼻咽喉科にいくと喉の場合ネブライザーという吸入をおこない薬をもらって安静にしてください。としか言われません。(違うこともいわれるでしょうが)音声専門の耳鼻咽喉科にいくと、歌えるためにどうすればよいかなどのサポートをしてくれたり、注射や点滴などの処置もしてくれることもあります。歌手や声を使う職業の声帯を処置しているところなら、その喉の状態で歌えるかどうかの判断もしてくれるでしょう。
  通常の耳鼻咽喉科だと喉を見るのに舌を引っ張って鏡を用いてみる方法と、鼻から内視鏡を通し喉を見る方法の二つが主流のようですが、音声専門の耳鼻科だと口にカメラを入れダイレクトに喉の映像が見れます。全然苦しくありません。カメラで撮影しているので自分でも喉の状態を確認できるのがありがたいです。結節やポリープといった症状を発見しやすく早めの処置ができるわけです。このカメラも保険の範囲内なのでお手ごろです。(音声専門でも無い病院もあるかもしれません)(♭Σ)