Ａ.声を出す時に、いくらお腹を固めても必死で空気を流そうとしても、声が喉で詰まっていることに悩んでいる人は大多数に及ぶと思いますが、喉の気道を広げてあげることもとても重要なことを知っておいてください。ストローを途中で折ってしまうとジュースを吸い込み辛くなります。しかし、同じ曲がっているストローでも、気道が常に開いていれば、スムーズに吸い込むことができます。気道を確保することの大きな邪魔になるものは、主に舌の根元から喉仏にかけてです。舌が奥に固定されてしまったら、どんなにお腹に力を入れても、空気を頑張って流そうとしても、どうやっても声は喉に詰まってしまいます。まずは、首を前に出さないで真っ直ぐにして、気道を塞ぎづらい姿勢を作ってあげることです。この時、胸の前側がＣの字のように曲がっていても気道は確保できません。胸を張って、首を真っ直ぐに立てる姿勢を心がけてください。(♭∀)
