発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2994.音程について何をどう学ぶのですか。

A.本来どんなジャンルの音楽でも正確な音程をとれることは重要です。しかし、現在の音楽界では概してクラシック以外のジャンルの歌い手はテクニック不足のため音程が悪い人が多いです。クラシックの中においても、悪い人はいますけれど。音程はただ単に高い、低いの問題ではありません。上下で考えなくても、発声がよくなってくると比例して音程もよくなってきます。それから、ある一定の音程を保てることもテクニックのうちです。それには息をコントロールする能力が問われます。この2点を合わせると、つまりは音程の問題はほとんど発声の上達で解決できるといえます。 (♯Θ)