A.イタリア古典歌曲の「Caro mio ben」を例にとってみましょう。歌詞の2段目credimi almenは クレーディミ アールメンとそれぞれ先頭にアクセントが来ます。senzaはセンツァ tuo はテゥオではなくトゥオです。fedelはフェデルではなくフェデール、ognorはオンニョールと軽く「ン」を入れます。 cessaはシェッサと発音する人が多いですがチェッサになります。crudelはクルデール、rigorはリゴール。それぞれ最後のLは舌を上の歯の裏に付けて「ル」、Rは軽くルゥゥと巻き舌をして発音します。
ところで古典の歌詞はところどころで韻を踏んでいるところがあるので意識して発音し、歌ってみると曲の美しさが際立ってきます。例:benとalmen, fedelとcrudel, ognorとrigorです。(♭Φ)