Ａ．歌の場合、批判は来ないし、非難も来ないし、拍手はきます。大半は、形は借りて成り立っていることに気づくことです。成り立っていないのに、最初から成り立った形でスタートします。
ブーイングが来るステージは、日本ではまずみられません。海外ではあたりまえです。お笑いは、しらけというのがあります。客席がシーンとしてしまいます。
表現というのは、本来そこから問わなければいけないのです。日本のアーティストが可哀想だと思うのは、音楽に乗ってしまえば、誰からも何もいわれなくなってしまうからです。
言われていることは、感想なのか本気なのか、主観的なものばかりで、客観的なものがありません。だから本気の人は、ここに厳しいレッスンを求めていらっしゃいます。
