A.まずは十分な睡眠と食事が基本です。私の場合歌いすぎで声がおかしくなるというのはあまりないですが、生まれつき扁桃腺が大きいので疲れがたまったり風邪をひくと扁桃腺が腫れ、熱が出て声ががさがさになって喋り声もひっくり返ってしまう状態になります。こんなときは病院にいくのが一番ですが、行く時間がない時にはエスタックから市販されている駆風解毒湯という扁桃腺のはれに聴く漢方と響声破笛丸というのどの違和感をなくす薬を両方常備薬として常においています。よっぽどのものでないかぎりこれで治っていくので信頼している漢方の一つです。
それでも歌わなければいけないときがあります。休めない稽古も仕事もあります。そのような時は1オクターブ下げて軽くだすとか演出家、音楽スタッフにあらかじめ伝えておくとよいでしょう。
私個人は特に暗譜稽古では普通に歌わないと覚えられないのでひっくり返っても普通に歌っていますが、これは良いのか悪いのか判りません。あくまでも私個人の判断でやっているものです。
使いながら回復していくというのが、私の生活リズムになっていますね。(♭Σ)