たとえば、「どの子音でトレーニングすればよいのか」について、たまたま、この研究所の今のトレーナーでは、結果として10人とも異なる子音を使っていました。極端なケースですね。
あなたは混乱するでしょう。明らかに矛盾する。どれが正しいのでしょうか。でも、どれが正しいのか、あなたをみないと私にはわかりません。
あなたに来ていただいて、その目的を聞いて、どのようにそれらの答えを考えるかを、アドバイスします。これが研究所での私の最大の仕事の一つです。
あなたに問われても、すぐに正解は与えられません。そこであなたは、他の10人のトレーナー一人ひとりに聞きますか。もちろん、答えは一致しないでしょう。結局は、自分自身の答えを、あるいは、やり方を見つけていくために、レッスンをしていくのです。
ここのトレーナーを、方法やメニュということにおきかえてもよいでしょう。
私は自分の本の読者に「答え」でなく「問い」を求めるようにと述べています。レッスンにも研究所にも、そのように対して欲しいと言い続けています。
しかし、多くの人は、本やサイト、あるいはレッスンに正しい一つの答えを求めようとするのです。
買物の、「価格コム」や「よい商品や店を教えて…」というなら、答えは聞けばよいでしょう。ネット社会はそういう情報、知識を、ただですぐにくれます。でも、表現や声は違うと言うことを知っておいてください。(知ったところで何ともならないのです)(Ei)