A.現場でOK、完璧というなら、それでよいのです。そこで満足できないのなら、あるいは、さらなる高みを目指したいのなら練習をしますよね。練習こそ、現場での経験を一時、棚上げにして、切り離して、本当の上達のために行うのです。例えば、バッターで素振りをせず、いつも試合で振るだけという人はいないし、ピッチャーで投球練習なしで試合だけ投げる人はいません。勝つ、ヒットを打つ、投げ勝つという目的や行動のための現場と、そういう力をつけたり整えたりする練習は別なのです。同じことをくり返すのではなく、向上させる、次にハイレベルをキープする、劣化を防ぐ、それには、現場と別にそれを保持、点検することが必要です。それを型とかフォームと言う人もいます。(♯)