A.キ・ヒ・ミ/ケ・ヘ・メ/コ・ソ・ト・ノ・ヨ・ロ・モとエ(ア行とヤ行)の14のかなには、甲、乙2種類の音があったようです。つまり、イ、エ、オの3つの母音に2通りあり、3(イ、エ、オ)×2通り+2(ア、ウ)で8つの母音が万葉から平安初期まであったのです。たとえば、日は、甲類(fi)、火は乙類(hi)と違っていたことがわかります。(♯)
A.キ・ヒ・ミ/ケ・ヘ・メ/コ・ソ・ト・ノ・ヨ・ロ・モとエ(ア行とヤ行)の14のかなには、甲、乙2種類の音があったようです。つまり、イ、エ、オの3つの母音に2通りあり、3(イ、エ、オ)×2通り+2(ア、ウ)で8つの母音が万葉から平安初期まであったのです。たとえば、日は、甲類(fi)、火は乙類(hi)と違っていたことがわかります。(♯)