A.最近は、医者と同じく専門分化して狭くなってきたため、誰をも、直感を基にみて治していた村の名医のようなトレーナーは育ちにくくなっています。最初からヴォイトレの理屈や正誤に凝り固まっているようにも思えます。理論や知識の勉強では、よく学んでいるとも思いますが。概して、最初から、自分のところにくる、自分を選ぶ、そして、同じ分野の同じような症例の人ばかりみるので、ますます全体の視野に欠けてしまいがちです。特に、東京のように、他のトレーナーが多く、棲み分け、差別化の必要なところではなおさら、偏りが大きくなります。専門バカのような教師の多かった昔よりは、サービスに徹する気立てのよいトレーナーが多くなってきたことは悪いことではありませんが。(♯)