A.年を経ることは、アスリートなどには致命的なことと思われてきました。しかし、芸術畑では、大器晩成型もいます。パフォーマンスの型によっても違いますが、多くはモチベーションや気力、体力にもよるものでしょう。スポーツでさえ、今は、かなりの年齢でも現役を続けている人がたくさんいます。それをみると、アーティストがそんなことを考えるのは、すでに気力不足とも思えるほどです。生涯現役でプレーしている人の考え方や生き方を参考にしましょう。
実年齢では個人差がありすぎて、もはやデータにもなりにくいと思います。皆、寿命も死に方、弱り方も違うのです。
有酸素運動や最大心拍数、筋肉などの保持によって運動能力は測れますが、他人と比較するよりは、以前の自分と比較するべきでしょう。
喉については、さらにこういうものを根拠とするのは無理があります。持久力や集中力の衰えない日常生活を心がけることです。何よりも、基礎があるかということ、その上で興味関心、熱意、モチベーション、そして練習量が減ってはだめです。(♯)