Ａ．いつの世も、悪いところ、間違ったところ、うまくいかないところ、どんなものでも負の面ばかりみる人がいます。マイナス感情に憑りつかれ、それに気づかない人です。そのためによいところや学べるところに気づかないのです。ものごとには両面あるのにもったいないことです。
200ページの本の一行から全てを学ぶ人もいれば、そこから20も30も荒さがしばかりする人もいるのです。昔はそういう人は、いずれ、それが何のためにもならず、自分にも自分に関わる人にも悪影響を与えているのに気づき、やめていった、つまり、大人になっていったものです。今は、何かのためになると思ってやめられず、そのまま成長しないのです。悲しいし、もったいない人たちです。
他人のよくないところに囚われて一人相撲をしているのは人生の無駄です。家族や同居人ならともかく、広い世の中から、いちいちそんなものを探してあげつらうより、自分に活かせるものに専念すればよいのです。（♯）
