A.舞台のトレーニングでは(歌も同じですが)、私はいつも大きく、大きくつくるように言います。体の動きも表情も声もすべて、大げさにやって、やりすぎることはないのです。(やりすぎたら、直せばよいのです。上達のコツは、あきれられるくらいのテンションでやることです)
プロが普通にしゃべっていることを、素人さんがやろうとすると、とても小さくまとまってしまい、客の方まで働きかけません。これもアンテナ(耳や感じ方)が第一、次に体の使い方の問題です。プロの人はこのくらいの声と思って、同じように出したつもりでも、必ず小さくなってしまいます。ですから、棒読みや一本調子だと、もっと大きくとか、メリハリをつけて、と注意されます。(ご自分のせりふや歌を録音して聞いてみてください。そうなっていませんか)
プロは表向き、体を使っていないようにみえても、合理的に全身を使っていて、そこで働く力がとても大きいのです。
英語の発音やストレスアクセントも同じことです。あなたが聞いてイメージしたよりも、3倍くらい強めて、ようやく同じくらいになると思ってください。(♭ф)