発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.ヴォイトレはフィジカルなものではないでしょうか。

A.英語のスクールよりは、声優、役者、歌手などの養成所の方が、発声からみると、その習得は向いているでしょう。さらに、好きなことをやっていることで、しぜんと全身を使い、伸び伸びとやるからです。スポーツのように、発声の勉強は、正しい間違いを気にするまえに、うまい下手といった程度の問題で、どんどんと深めていくことです。

語学でも、本来は表現コミュニケーションのために学ぶのですから、全身全霊で、体に覚えさせていくべきものでしょう。

日本人の勉強のスタイルであった座学での読み書きより、立ちながら動きながら、相手と向かい合って話す、聞く力をストレートにつけていく方がよいでしょう。いや、呼び止めたり、注意したり、クレームをつけたり、怒ったりした方がよいでしょう。そこで必要なことが、ヴォイストレーニングではメインとなります。(♭ф)