A.トレーニングに慣れていないと、一つ一つの動作が慣れずに体のどこかに力みが入ってしまうことがあります。
体の上部から見ていきましょう。まず首の後ろです。お腹で支えてほしいのに首の後ろに力みが生じてしまう人がいます。お腹周りだけで頑張るのであってほかの部分が力が入らないように気を付けましょう。そうはいっても慣れるまでは、このような体の使い方はしづらいかもしれません。練習あるのみです。
次に下あごです。口蓋を上げようとして、喉を無理に上げようとして、なぜか下あごにも同時に力を入れてしまう人がいます。頑張ってほしいのは軟口蓋だけであってそれ以外はゆるんでいてほしいのに、下あごも動員して軟口蓋をあげて、結果として下あごの力みにつながっています。
横隔膜から下は頑張るけどそれより上部は基本的に、そよそよと木の葉が木の幹の上で揺れているように脱力するのが理想です。([E:#x266F]β)