A.身体を感覚で捉えて、その調子を保てるようにフィードバックしていく、それは、意識的にも無意識的にも行われています。
「緊張するところで緊張を解く」というのは、初級のマニュアルです。上級となると、「どんな緊張状態でも、そのままに無意識の動きで身体が理想的に動いて結果を出す」のです。それを目指して意識的にトレーニングする。そのやり方とチェックをレッスンで行うのです。
どのように身体に理想的な動きを覚えさせるのかが、本来、もっとも大切なことです。
ところが、現状では、器用にくせをつけるノウハウがまかり通っています。
すぐに楽に対応して結果が出ることを求める人ばかりだからです。それは、長い眼でみると、よくないことです。いつまでも声が大して変わらないことでわかっていけばよいのですが…。([E:#x266F])