2014-04-04から1日間の記事一覧
A.人の喉や口や鼻が音の蓄音機のラッパのような形をしていれば理想的な共鳴腔となるでしょう。しかし、口も喉も鼻も発声のためにある器官ではないのです。そこで、声楽ではできるだけ、この理想形にもっていこうとしているわけです。オペラ歌手の歌う顔な…
A.日本語の歌の難しさは、日本語を欧米感覚のリズムにのせるため、ことばを強弱アクセント、メリハリ(グルーブ)に無理に移しているための不自然、わかりにくさなどにありました。頭打ちが日本語の歌の特徴だったのに、表拍に、ことばがのることが少なく、…
A.高い声を好ましいと考えがちな日本人の場合、のどにも相手にもよくない、カン高い声やキイキイ声の人が多く見受けられます。一方、低い声を出す人も、単に低いだけで、聞く人の心に訴える魅力的な響きにならず、もごもごとした聞き取りにくい声がほとん…