発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2018-01-29から1日間の記事一覧

Q.聞きやすい声とは、どんな声ですか。

A.腹式呼吸で出す周波数2500~4000Hzの声が明瞭で明るく、清涼感あふれる聞きやすい声といわれています。サ行(サシスセソ)の発声でみると、わかりやすいようです。(参考:拙書「いい声になるトレーニング」かんき出版) 不快感を与えるのがノイズ(雑音…

Q.一番聞こえがよい音は何ですか。

A.音響学的(音声物理学)には、母音が一番、聞こえがよいのです。次に濁音の有声子音、清音の無声子音の順に心地よく聞こえます。清音とよばれる一部の子音は、不規則な非周期波を描くからです。これを騒音(ノイズ)と称しています。 ところが、日本語で…

Q.聞きやすい声とは、どんな声ですか。

A.腹式呼吸で出す周波数2500~4000Hzの声が明瞭で明るく、清涼感あふれる聞きやすい声といわれています。サ行(サシスセソ)の発声でみると、わかりやすいようです。(参考:拙書「いい声になるトレーニング」かんき出版) 不快感を与えるのがノイズ(雑音…

Q.一番聞こえがよい音は何ですか。

A.音響学的(音声物理学)には、母音が一番、聞こえがよいのです。次に濁音の有声子音、清音の無声子音の順に心地よく聞こえます。清音とよばれる一部の子音は、不規則な非周期波を描くからです。これを騒音(ノイズ)と称しています。 ところが、日本語で…

Q.声の音のきれい、汚いは、何によるのですか。

A.音そのものでなく、その音が、ことばのきれい汚いは、何を示すのに使われるかとか、誰が多く使うかということからきているようです。言語学者の金田一春彦氏は、濁音は京から離れたところでよく使われていたから、汚いイメージがするのではないかと述べ…