発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1800.レッスンをことばで記録する意味があるのですか。

A.音楽を聞いて感想を書いてもらっても、ここまでの聞き方ができる人は普通の人ではないとわかります。文章にしたら人に伝えにくいという人もいますが、ある程度の年齢になれば、きちんと判断をつけられる人はそれなりの言葉を使います。その人自身の言葉というのがあります。
 ものを書けるようにするのは一つの勉強方法です。それがだんだん豊かになっていくということは、確実な上達手段の一つです。スポーツ選手や芸人でも、一流の人はメモ魔といってよい人が必ずいます。

 プロフィールでのアーティストの欄をみても、それなりのプロは誰も知らないようなアーティスト名を書いていたりします。そういう人を知っていたらプロになれるということではありません。しかし、そういうところが他の人と一緒なのにプロということもありません。何かしら無駄なものにたくさん時間をかけて、そこから何かを得ている場合が多いです。
 5年後、皆さんのプロフィールがすごいものになっていたらと期待します。資格というのはありませんが、プロフィールをみただけでその人に興味が湧くなどは、一つの条件になります。