A.基本的に私のレッスンではクラシック的とかポップス的という考えではレッスンをしていません。どれだけ声帯に負担をかけずに良く通る声で歌えるかという視点でレッスンしています。
現在の日本のポップスの世界は年齢を重ねるごとに声ががさついてきたり、音程がさがってしまう歌手がとても多いです。それも30代前半では声の輝きが失われてしまう方がとても多いように思われます。
しかも生のライブになると同じ曲なのにテレビから聴こえてきたような歌とはまったく違う様に聴こえてしまう方が多いのにもびっくりします。
喉の負担は年齢が増すごとに増えて行き、若い頃は馬力で歌えても年齢を重ねるとうまくいかないものです。
ですから、クラシックの発声というよりも声帯、喉の周りの筋肉、体の使い方の機能を高める訓練だと思っていただければ良いかと思います。(♭Σ)