A.まず工夫ができる余裕を作らなくてはいけません。そのためにはセリフを覚えることです。まずは覚えてから、工夫するように努力していきましょう。
長セリフは、一本調子になりがちです。覚えたうえで、何度も黙読をして、自分なりの演出、構成を作ることです。そして変化を作っていくのです。気持ちの変化、ボリュームの変化、トーンの変化を演出構成し、自分なりに工夫していきましょう。
またこういったアドバイスを受ける時のとらえかたとして、現時点での自分自身のでき不できも考慮していきましょう。セリフが覚えたてであったり、まだ覚えていない、または構成もできていないのであれば、「できていない」というアドバイスは当たり前のことなのです。そうとらえて、今後、よりよい長セリフになるように努力していきましょう。