A.私は大抵「あったほうが良い」と答えます。ヴィブラートが無い声はうまくやらねば突っ張っただけの声になることがとても多く喉への負担が大きいからです。
ヴィブラートのかかった声は自然に声帯振動がおこり、均一な声が生まれてくるものです。
しかしヴィブラートと揺れた声は違います。
支えが上手くいかず甲状軟骨が上がってふらついた声とヴィブラートはちがいます。揺れが多すぎる声もあまり人に良い印象をもたれません。ヨーロッパではその様な声を「ヤギの声」と呼びます。
特に高い音でヴィブラートがなくなると単なる突っ張った声になってしまいどうしても苦しそうに聴こえてしまいます。
そうならないためにも各自のトレーナーに息の使い方、体の使い方をよく指導していただき適切なヴィブラートを学んで欲しいと思います。(♭Σ)