発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2804.なにか楽器が弾けたほうがよいでしょうか。

A.ヴォイストレーニングを受けている方に是非お勧めしたいのが、なにかヴォーカル以外の楽器も習得してみるということです。他の楽器を勉強することによって、音楽的なスタイルや表現方法を考えられるようになるといいです。ヴォイストレーニングはやはり、声に集中することにとても神経を使いますし、そういった集中力のなかで音楽的に冷静に考える力というものを同時にできるようにするにはかなりの経験が必要になってきます。その前に、声以外の楽器を演奏できるようになると、楽譜を読む能力が養われることは勿論のこと、音楽表現をとても磨くことになるので、声が伴ってきたときに大きな武器になると思います。また、音色を識別する耳もよくなっていくと思うので、声の聴こえ方にもとても敏感になれると思います。(♭∀)