Ａ．バンドの人間関係をまとめることはとても大切なことですが、その前にそれぞれのメンバーが個人的に努力をしていることが大切です。ヴォーカルならヴォーカル、ギターならギターを極めようと、日々努力していることが大前提です。この前提がない状態で、ただ集まっていても、バンドとしての総合力は上がってきません。
その上で、バンドをまとめていくことですが、まずは意思の疎通が大切です。お互いに遠慮なく意見の言える環境が望ましいです。喧嘩しても構いません。お互いの意見をぶつけ合い、風通しのいい状態にしておくことが大切です。
そして夢や目標を共有していくことも大事です。同じ目標に向かっていくからこそ、もちベーションも上がり、力強く進んでいくことができるからです。
また個人的な努力をしっかり行っていれば、自分に対しての自信も出てきて、メンバーを励ますこともできるはずです。グループではあるのですが、やはり個人の集まりなのです。そのことを忘れないでください。各メンバーがお互いに頼りすぎることなく、それぞれが頼られる人になることが、グループとしてのまとまりになってくるのではないかと思います。
こうした人間関係を築いていけば、音楽にもその影響が出てきます。
リーダーはそういったことも踏まえつつ、それを実践していくことです。自ら実践していき、その姿でメンバーを引っ張っていくのです。
