A.音楽大学で声楽を専攻している学生は、発声法について同級生や先輩後輩などの話をよくします。さまざまな種類の先生の考え方や教え方などについてもよく議論したりすることがあります。そして、とてもおもしろいことですが、優秀な声楽家が学年から何人もでる年というのが10年に一度か二度ある一方で、全くでない年もあるような気がします。やはり、仲間との競争意識や切磋琢磨というものが、成長の糧になるということがいえるのではないかと思います。野球でいう、「松坂世代」のような年があるのと同じことだと思います。
皆さんも、声の事に関してとてもがんばっている仲間を沢山持つことをお勧めします。技術的にも精神的にもそこに自分の成長のヒントがあるものだと思います。(♭∀)