発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3867.声を飛ばすためには?

まず声を飛ばすためには声を支える筋肉が必要です。これはイタリア式かドイツ式かでわかれるところではありますが、イタリア式の場合みぞおちがへこんで背中を広げます。凹むというよりも持ち上がるといったほうがいいかもしれません。

ドイツ式では直腹筋や丹田に力をいれ引っ張るような力で歌います。どちらが良いとか悪いの話ではなく何を歌っていくのか自分のメインのものはなにかで話が変わってくるのです。

私の場合はたっぷりと吸気し、喉を下げ、開けてみぞおちを持ち上げながらうたっています。あまり鼻腔共鳴などは意識しすぎず身体の形や持ち上げることに意識をもっていっています。そうすることで初期段階としては不安定ですがしだいに身体を使うことを覚えていくと思います。(♭Σ)