A.コーリューブンゲンなどの、テキストを使うことは、とても有効だと思います。自分でやっていると、あっているかあってないかわからないと思いますので、できれば、ソルフェージュのレッスンを受けることが、大事です。研究所のWは、リズム感をよくするのに、とてもよいレッスンだと思います。リズムだけの教本は、あまりないかもしれませんので、コーリューブンゲンやWのテキストのような、4小節から12小節くらいの短い課題を繰り返し、覚えてしまうくらいまで、やってみるといいと思います。最初から、音をつけて歌うのではなく、音程はおいておいて、リズムだけ読む、いわゆる、リズム読みをたくさんしてみるといいと思います。リズムに慣れたら、音程をつけてみる、という順番でやってみるといいと思います。Wのテキストは音源がありませんが、今、音源がついているテキストが増えています。楽譜をみながら、音源を聴いて、耳から慣れることも、リズム感をよくする、いい方法だと思います。楽譜の読み方はあまりよくわからないけれど、この音符のときは、こんな感じのリズムなのかな、と感覚で覚えることも、大事です。理屈ではなく、身体でリズムを感じるというほうが、早道な時もあります。楽しく、トレーニングできればそれがいちばんです。
(♯Ω)