A.赤ん坊はいろんな発音ができません。まだ喉頭が首の中で高いところ、7つある頸推の2番目(C2)あたりにあるからです。あごが比率として大きく、咽喉から喉頭の空間が食道に近いし、舌も平らで気道へいかないのです。生後4ヶ月目くらいに咽喉が下降し始めます。(動物ではほとんど下降しません)大人はこれがC5くらいのところに下がっています。
成長とともに、顔も下あごも上下に伸びて下も分厚くなります。9歳くらいまでに、舌骨、喉頭器官は下降して、いろんな発声がつくられるようになるのです。幼児の舌足らずは、共鳴腔の未発達のためですから、急がせてはいけないということです。(♭ф)