A.「1と2と3と4と1と2と3と4と」で4拍目裏のとが次の1とタイでくっついてしまうと、「1と2と3と4と(1)と2と3と4と」で、もっとも強かった次の(1)が発されないため、弱が続きます。それでは全体をひっぱれないので、4の裏の「と」に、強アクセントがつきます。「1と2と3と41-と2と3と4と」これが、シンコペーションになる一つの例です。
つまり、音楽を進めていく上に、どこかで踏み込まないとひっぱれないし抜けないという流れがあるからです。全部を抜いたら曲は何の動きもなくなります。これは、2の裏から3がタイでつながっても同じです。3での踏み込みがなくなるため、2の裏が強になります。
その音での踏み込みがなくなるのは、休符も同じです。1や3のところに休符がくると、同じようにシンコペーションが起こります。
(♭θ)