2014-04-23 Q4806.歌のアレンジについては、海外と日本との違いについて感じることはありますか。 A.日本では、ヴォーカリストの個性や味を無視したプロデュースやアレンジ中心の志向が強い気がします。サウンドとしては聴きやすくまとまっていても、ヴォーカリストのよさ、アクの強さや呼吸、地声のよさなどが充分に引き出されていないのが多いと思うのです。声の線が出ずに、カラオケのようにリヴァーブのかけすぎでくすんで処理されています。 ヴォーカリストの技術や音楽性そのもののレベルが、サウンドで処理しないとよい作品にならないことを考えると、仕方ありません。どうも、オカズが主食になっているわけです。(♭θ)