発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q4846.日本語の発音のしくみや原理を教えてください。

A. 声を出しているときに、口の中の大きさや形が変わると、声や発音が変わります。舌を前から後へひっこめるだけでも変わります。さらに、舌、唇、歯などで、音を妨げて発して言語を生じさせます。
日本語の場合、一文字が一つの拍の単位です。「にほん」は三つの拍、「ほん」は二拍、「に」は一拍です。
日本語の発音では、それぞれ一拍に要する時間がほぼ同じ長さになります(これは長さによる等拍性があるという)。それぞれの拍を構成しているひとつの音の単位を単音と呼びます。たとえば「ニ」は「nとi」、「ホ」は「hとo」、「ン」は「n」となります。
(♭ё)