A.1994年、伊、ベルギー合作の映画「カストラート」は、原題をファリネッリ(本名・カルロ・ブロスキ1705~83)といい、彼は18世紀に実在していた大スターです。
ちなみに映画の声は、カウンターテノールのデレク・リー・レイギンの声にソプラノの声をコンピューターで合成したものです。
(♭ф)
Q.去勢と声について知りたいのですが。
A.去勢は元来、戦争で勝った民族が、負けた民族を滅亡させるためにはじめました。敬虔な僧侶が神に最も大切なものをささげる意味で去勢をしたところ、すばらしい女の声が出たといいます。中国では、後宮の番人に去勢した官官【かんがん】をおきました。ギリシャ人は商業的目的で奴隷に去勢したといいます。これが盛んになって、人口減少をきたすので、ついに禁令が出たほどです。(♭ф)
Q.女性は教会で歌えなかったというのは本当ですか。
A.コリント人への第一の手紙の第14章第35節に「婦人たちは教会では黙っていなければなりません。彼女らは語ることが許されていない」と書かれています。― I CORINTHIANS 14,15
「If they want to find out about something, they should ask their husbands at home. It is a disgraceful thing for a woman to speek in a church meeting.」(コリント人への第一の手紙14,15)
「もし何か学びたいことがあれば、家で自分の夫に尋ねるがよい。教会で語るのは、婦人にとっては恥ずべきことである。」(♭ф)