A.漫談とは一人でやるスタンダップ・コメディですが、昔はけっこうありました。今は噺家くらい、ピン芸の方はものまねやフリップ芸などが多く、漫才よりもレベルは高くないでしょう。お笑いも二人組~三人組ばかりですね。三人組はコント中心でしょうか。
日本のお笑いは時事政局などへの批判を扱わない。仲間の楽屋ネタみたいなものも多く、閉口することもあります。スピーチなど、一人で説得する文化がなく、二人の掛け合いの方が、客は緊張せず、見るのも楽なのでしょう。「エンタの達人」以来、特に音楽や同じフォームやパターン(定型)」を使ったものが多くなりました。演じる方は、その型にもっていくとスベるのをごまかせ、楽になった分、質が落ちました。拍手まで挿入なのですから。(♯)