A.同時にいくつの音までを、耳に入れているのかとなると、指揮者を除けば、私たち日本人の能力はかなり低いように思われます。ギター、ベース、ドラム、ピアノなどのプレイヤーになり切って、それぞれの音の進行を身に入れましょう。その上で、同時に聞いた感じをよく捉えておきましょう。特にヴォーカリストは、往々にしてピアノのコード(メロディ)しか聞いていません。楽器間のかけあいのなかに声を入れていくことが必要です。そこから一歩リードしてひっぱっていくのです。気づかずに、伴奏と分離して歌っている人も少なくありませんが、これもよしあしがあります。(♭)