発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.高い声が出ないので医者に行ったら、研究所を紹介されました。☆☆☆

A.これまでできなかったことが、医者に行ってできることはありません。医者は治す、元に戻すことを治療としてするのです。医者は声を直せないのは、医者は原因であるところを突き止め、対処して治療することが中心だからです。事故の怪我や細菌など、この部位にこの異常というのが明確であると医者は治すことができます。しかし、そこを見誤ったり、見えないケースには驚くほど弱いのです。

ポリープができたら医者は切除して、よくなります。しかし、そういう人は同じところにまたできる可能性が高いのです。発声や呼吸が悪くてで、きたのなら、そこを変えないと根本的に直りません。

  ステロイドで出ない声も出るようになります。だからといって、それに頼っていたらそれ以上によくはなりません。

  声に関しては全身だけでなく、心も含めての結果としてあります。西洋医学の欠点といいつつ、それを反省して欧米では代替え医療(主として東洋のもの)が広く取り入れられています。日本もそういう傾向にあります。(♯)